価値観は人それぞれ

人によって、または職業によって考える価値観や常識の基準は違ってきます。どうしても人は自分の基準で物事を考えがちです。自分の常識が世間一般の常識であると考えてしまうのです。

育った環境が違えば常識も違い、また職場環境でも考え方が違ってくることを、それぞれがきちんと知っておくことが必要ではないかと思います。近頃のニュースでは些細なことから大きな事件になっていることがよくあります。これは自分の価値観と他人の価値観が違う、といったことをきちんと認識しておくことでかなり防ぐことができるのではないかと考えさせられます。

もちろん時代によって大きく変化してしまった常識もあります。少し前までは、喫煙者の喫煙マナーも今ほど厳しくありませんでした。ですが今では喫煙場所は限られており、指定場所以外で喫煙する人は「非常識」となってしまいます。時代の変化についていくことや、社会の変化を知っておくことも常識を語る上で必要なことではないでしょうか。

医療機関の現場でいうと、患者への説明の表現が専門用語になってしまいがちですが、それが職場の人間関係の中だけで通用するものであって、一般の人には理解できないものがあるということを知っておくべきです。病院や調剤薬局などで初診のときに、患者にアレルギーや副作用について確認をしなくてはいけない場面がありますが、実際にアレルギーや副作用がどのような症状なのかを知らない人がほとんどです。こうした事例から、少しでもトラブルを減らすためには「相手の立場から物事を考えてみる」ということがなによりも大切なのです。

自分の世界での常識が一般の世界の常識ではないということをそれぞれが認識して周囲の人と接することが、これからの時代には必要なのではないかと思います。

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